医療脱毛部位の摩擦行為は危険?

医療脱毛部位の摩擦行為は危険?

脱毛サロンにしろ、脱毛を行っているクリニックにしろ、脱毛を始めたいと思いカウンセリングに行った際に、「脱毛施術後は、照射を行った肌をなるべく摩擦しないで下さいね」と言われた経験はございませんでしょうか?

よく皆さんが思われるのは、なぜ摩擦をしてはいけないのだろうかという事だと思います。

結論から申し上げますと、医療レーザーにしても、光脱毛のフラッシュにしても、照射した後のお肌に対して摩擦を行うことは望ましくありません。
その理由を以下に記述していきます。

脱毛施術後の肌を摩擦してはいけない理由

上記では医療脱毛、エステサロン等で行われる光脱毛を使用した後、照射したお肌を摩擦してはいけないという事を述べました。
それではなぜ摩擦することがいけないのか一つずつ見ていきましょう。

①肌の鎮静が遅れてしまう

脱毛施術後はお肌がダメージを受けてしまっている状態です。

医療脱毛で使われるレーザーやサロンで使用されるフラッシュを毛に照射し、メラニンに反応させることで熱が発生するのですが、その際に毛根だけではなく肌や毛穴にも負荷がかかります。
通常、施術が完了した後の肌には鎮静を促進させるために冷却や保湿を行いますが、クリニックやサロンから帰宅した後にも注意が必要です。

肌が乾燥し、痒みがあると手で擦ったり掻いたりしてしまいがちですが、ここで摩擦をしてしまうとせっかく鎮静しかけているお肌に更なる負担をかけてしまうことになり、結果肌の回復が遅れてしまう可能性があるのです。

②更なる腫れや赤みの原因に

上記の①でも述べたように、脱毛後の肌はダメージを受けて熱をもち、人によっては毛穴が少し腫れてしまったり、肌表面に赤みを帯びている状態になる方もいらっしゃいます。

こういった状況において、やはり摩擦で熱を加えてしまうのは宜しくないと言えます。
多少の腫れや赤みであっても、女性にとっては人目が気になることは理解できますが、気にして触れてしまうことで更なる腫れや赤みの原因になってしまう可能性もあるのです。

③肌が感染症にかかる恐れ

摩擦が起きるという事は、何か物が肌に擦れるということなので、その物自体に雑菌などが付着している場合、施術でダメージを受けたことでデリケートな肌に感染症を引き起こしてしまう可能性があります。

感染症にかかり、肌が更に荒れてしてしまうと、次回の施術を計画的に受けることが出来なくなり、毛周期(別記事:「医療脱毛と期間」を参照ください)の関係上効率よく脱毛が出来ない恐れがあります。
効率の良い脱毛を行っていく為にも、必要以上に肌に触れないことがおすすめです。

まとめ

ここまで脱毛後のお肌と摩擦についての関係性について記述してきましたが、なぜ照射後の肌に摩擦がNGなのかご理解頂けましたでしょうか?

日常の生活の中ですと、

  • サイズがタイトな衣類を着る
  • 乾燥して痒くなってしまった肌をボリボリ掻いてしまう
  • お風呂場で体を洗う際や、お風呂上りに体を拭く際に、タオルでゴシゴシ体を擦ってしまう
  • 外気が寒い時などに肌を摩ってしまう

などが挙げられると思います。
脱毛後は意識していないと、何気なく体を摩擦してしまうことが多いかと思いますので、くれぐれもご注意下さい。

医療脱毛に関して、他にもご不明な点がございましたら、遠慮なくVIVACE BEAUTY クリニックまでご相談頂ければと思います。