肌はなぜ乾燥するのか?
脱毛と保湿の関係性をご説明する前に、そもそもなぜ肌は乾燥してしまうのかについて解説していきます。
肌が乾燥している状態とはすなわち肌の水分や皮脂が不足状態となり、潤いが失われてしまっている状態のことを指します。
この状態のことをドライスキンとも呼ぶことがあり、肌にとってはあまりよろしくない状態と言えます。
乾燥の原因となるものでは、秋から冬にかけての乾燥しやすい季節のみだと思われがちですが、実は最近ではそういったシーズンのみだけではなく、年中を通して乾燥しやすいとされています。
その理由はエアコンの風に当たる機会が多くなったためです。
昔と比べ気温が上昇し、春先から秋にかけて冷房を入れているお店が多くあったり、自身の家でもエアコンをつけっぱなしにする期間が増えていると思います。
こういったエアコンからの風に当たっていることで肌から水分が飛んでしまい、乾燥肌となってしまうのです。
もちろん他にも原因はあり、ストレスや睡眠不足、ビタミン不足や加齢など様々な要因が絡み合っていると言えるでしょう。
乾燥しやすい部位としては、体の場合だと元々皮脂の少ない肘や膝、踝で、顔については口の周りやほほなどが挙げられます。
乾燥肌の状態を放置してしまうと、肌のターンオーバーに不具合を生じたりバリア機能が低下してしまうことで肌荒れや乾燥ジワの原因となってしまいます。
脱毛でも肌は乾燥してしまう?
医療脱毛(レーザー脱毛)の仕組みとしては、毛に含まれるメラニン色素(黒い色)に向けて、特殊なレーザーを照射し、メラニンに反応させることで高い熱を生み出し、毛根部分の組織を破壊するというものですが、毛に高い熱を発生させるという事は当然ながら周囲の毛穴や皮膚組織にも熱が及びます。
この熱影響のせいで、周囲の肌も乾燥状態となってしまい、ドライスキンとなってしまうのです。
乾燥肌は脱毛にとってデメリットばかり
脱毛を受けようとする時に、肌が乾燥状態になっているとデメリットが多くなります。
- 乾燥肌では肌トラブルを回避すべく、レーザーの出力を抑えて照射する為に脱毛効果を上げていきにくい
- 肌の潤いが少ないと、脱毛施術時の痛みが大きくなる
- 乾燥肌に、レーザーを照射することでさらに乾燥が悪化し、炎症が酷くなったり化膿してしまったりなどの肌トラブルを引き起こす可能性が高くなる
日頃から肌が乾燥しやすい方で、これから医療脱毛をご検討中の方は特に注意が必要です。
ただでさえバリア機能が低下し、外部からの刺激に弱くなってしまっている肌にさらにレーザーを照射していく訳ですから、当然ながら肌は更なるダメージを負うことになり、効果を上げにくくなることはもちろん、肌トラブルの増加にも繋がってしまいます。
日頃の肌ケアがとても重要
日常生活の面では、しっかり睡眠を摂ったり、ビタミンB1(豚肉やささみなど)、B2(レバーや納豆など)、ビタミンB12(牡蠣や野菜など)等の食品を摂取したり軽い運動を行い、ストレスをなるべく溜め込まないことも必要です。
また、お風呂上りに化粧水と乳液で肌をしっかり外側から保湿してあげることも重要です。
お風呂上りは浴槽内での水分で肌が潤っていると勘違いしがちですが、実は入浴時は保湿因子が損なわれ、入浴後は入浴前より肌が乾燥しやすい状態になっているのです。
ここで挙げた肌のケアはほんの一例ですが、他にも様々なケア方法があります。
医療脱毛を安全に効率よく効果的に行っていくためにも、日頃からの肌ケアがとても重要となってきます。
B12(牡蠣や野菜など)等の食品を摂取したり軽い運動を行い、ストレスをなるべく溜め込まないことも必要です。
また、お風呂上りに化粧水と乳液で肌をしっかり外側から保湿してあげることも重要です。
お風呂上りは浴槽内での水分で肌が潤っていると勘違いしがちですが、実は入浴時は保湿因子が損なわれ、入浴後は入浴前より肌が乾燥しやすい状態になっているのです。
ここで挙げた肌のケアはほんの一例ですが、他にも様々なケア方法があります。
医療脱毛を安全に効率よく効果的に行っていくためにも、日頃からの肌ケアがとても重要となってきます。