痛みの少ない医療脱毛「ダイオード」

ダイオードレーザーって何?

ダイオードレーザーはアメリカで1998年に開発された医療脱毛方法で、アレキサンドライトの2年後となります。半導体を光源とするレーザー光を利用します。
アメリカで普及後、日本でも導入され、今日に至ります。

現在の医療脱毛業界では、アレキサンドライトと並び人気のある医療脱毛方法であるため、採用しているクリニック、病院が多いです。

今まで医療脱毛を受けられた方の中にも、ダイオードをご経験されている方も多いのではないでしょうか?
ダイオードは(HR式)と(SHR式)に分けられ、ダメージを与える部位が異なります。

HR式はメラニンに反応させる事で毛母細胞や毛乳頭を破壊する方法であるのに対し、SHR式は主に毛の種を生成している「バルジ領域」がターゲットとなります。
その為、効果の出方、痛みの出方もダイオードの中でも異なるため、注意が必要です。

医療レーザー脱毛機、ダイオードのスペックは?

ダイオードによる脱毛は、毛のメラニンに反応させる脱毛方法を用います。

波長はレーザー脱毛機の中では中間的な長さをしており、810nmとなっています。
810nmの波長は、毛に最も吸収されやすい波長とされていますが、中間的な波長であるため、平均的な毛に作用させる事が出来るため、総体的には効率良い脱毛方法と言えます。

波長が短すぎると、メラニンへの反応が過剰となり、火傷などのリスクを生じる危険性があります。
反対に波長が長いとメラニンへの反応が希薄となるため、出力を上げて施術を行う必要があります。この場合は痛みが生じやすいというデメリットがあります。

その点ダイオードはその中間的な位置付けとなるため、メラニンにも作用させながら、痛みは他の脱毛方法に比べ低減出来る、ハイブリットな医療脱毛機と言えます。

医療レーザー脱毛機、ダイオードで期待される効果

なんと言ってもダイオードの特徴は、「痛みの少なさ」です。

医療脱毛は痛いと思われている方には、おすすめしたい脱毛方法です。
痛みが少ない分、施術時間も短くて済むため、1度の施術による負担は他の医療脱毛方法と比べると格段に優れている点でもあります。

また産毛の脱毛も行えます。ダイオードレーザーには一般的にパルス幅、出力とフレキシブルに変更する事が可能であるため、産毛に対する脱毛効果もあるとされています。
また、メラニンに顕著に反応させる事が出来る方法であるため、お肌の色味にはそこまで依存する事なく、脱毛を行って頂く事が可能です。

医療レーザー脱毛機、ダイオードレーザーのデメリットは?

デメリットとは言えないかもしれませんが、美肌効果においてはそこまで期待出来ないと言えます。

そもそもレーザー脱毛を行う事で、副次的に得る事が出来る美肌効果は皮膚の表面に存在するメラニンや、深部のヘモグロビンにレーザー光は反応する事で得られます。
表皮のメラニン色素に反応し易い方法は、波長の短いアレキサンドライト、血中のヘモグロビンに反応し易い方法は、波長の長いYAGと言われており、ダイオードはその中間層を刺激する波長を有しているため、美肌効果を得にくいと言われています。

いかがでしたでしょうか?簡単ではありますが、これらがダイオードの説明となります。
脱毛効果、施術の受けやすさにおいては申し分ないため、医療脱毛を初めてされる方にも特におすすめの脱毛方法と言えます。

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